ヘルスケアアプリを使って健康管理をしよう

iPhoneに標準搭載されている「ヘルスケア」というアプリはご存知ですか?
最初から入っているアプリなので、なんとなく見かけていて知っているという方も多いはず。
歩数や距離、活動で消費されるエネルギー量など基本的なデータはもちろんのこと、
他のアプリやスマートウォッチと併せて使うことで、
心拍数や体重などの身体データや、睡眠スコアなどの健康に関するいろいろなデータが管理できるようになります。
今回は、健康オタクの記事作成者本人が、実際にヘルスケアアプリを使ってみて良かった機能をいくつか紹介します。
自分の身体のことを知る上でとても便利なので、まだ利用していない方は是非はじめてみましょう!
もくじ
💡ヘルスケアアプリをはじめる方法
はじめる方法はとってもカンタン!
- iPhoneにはじめから搭載されている「ヘルスケア」アプリをタップ
これだけです笑
アプリをインストールする必要すらありません。
僕のようなズボラでも最速でスタートできました。
とりあえずアプリをタップしてみましょう!
💡どんな健康データを管理できるか見てみよう
どんな健康データがあるか確認する方法はこちら!
- アプリを開く
- 概要の右上、アカウントアイコンの下にある”編集”をタップ
- スクロールして、どんな健康データを管理できるか、見てみましょう
気になるデータがあれば、タップして📌ピン留めしておきましょう。
概要ページの上の方に表示できて、いつでも確認できるようになります。
💡個人的によく使っているヘルスケアデータは4つ
- アクティビティ
- 安静時消費エネルギー
- 歩数
- マインドフルネス時間
どんなデータなのか、それぞれ見てみましょう!
◯アクティビティ
1つ目は、”アクティビティ(活動時エネルギー消費量)” です。
歩く、走る、家事をするなどの日常の活動によるエネルギー量(kcal)を、把握することができます。
体重管理をしている人は、必ず確認するようにしましょう。
この数値が少ないと日常の活動量が低く、体重が増えやすくなります。
また身体の機能は使わないとどんどん衰えるので、活動量が低いことで老化スピードが早くなると言えるでしょう。
アクティビティの活動量は、iPhone標準搭載の「フィットネス」アプリと併せて使うことで、目標消費量を設定することができます。
目標達成するとアクティビティリングというアイコンが真っ赤に埋まり、ちょっぴり達成感が味わえます。
◯安静時消費エネルギー
2つ目は、”安静時消費エネルギー” です。
これもアクティビティと同じく、消費エネルギーを把握できます。
安静時によるエネルギー消費量の推定値です。
呼吸や消化など、身体を維持するために消費するエネルギーです。
動いていない時に、どれだけのエネルギーを消費するかがわかります。
こちらも体重管理をしている人は、必ず確認しましょう。
1日の総消費エネルギー量
ちなみに
アクティビティ(活動によるエネルギー消費) + 安静時消費エネルギー = 1日の総消費エネルギー量
ということになります。
“アクティビティ” と “安静時消費エネルギー” は、体重管理をしている方は必ずチェックするようにしましょう!
1日の総消費エネルギー量についてざっくりと説明すると、
この数値以上のカロリー摂取は、太るということです!
- 体重を落としたい方→1日の総カロリー摂取量 < 1日の総消費エネルギー量
- 身体を大きくしたい方→1日の総カロリー摂取量 > 1日の総消費エネルギー量
あくまでも推定値で、絶対ではないのでご注意ください。
身体の反応をみながら、食事の量を増やしたり減らしたりして、コントロールしてみてください。
少し前まではいろんな計算式を使って、1日の総消費エネルギー量を計算していたのですが、
今ではiPhoneを持ち歩いているだけで、推定値が簡単に把握できるようになりました。
本当に便利な時代になりました。
話が脱線してしまったので、個人的に使っているヘルスケアデータの3つ目にいきましょう!
◯歩数
3つ目は、”歩数” です。
設定でフィットネストラッキングをオンにすることで、iPhoneを持ち歩くと、勝手に歩数が計測されます。
「散歩を習慣にしてください!」と、いつも口を酸っぱくしてお伝えしていますが、
運動をしていない方は、ぜひこの数値を参考にしてみてください。
ちなみに厚生労働省が発表している1日の推奨歩数は8,000歩です。
僕はウェイトトレーニングやヨガをしているので、1日の目標歩数を3,000歩に設定しています。
平均値も分かるので、1週間平均や1ヶ月平均が目標歩数になるようにしましょう。
◯マインドフルネス時間
4つ目は、”マインドフルネス時間” です。
瞑想アプリなどと連携して使うことで、1日に何分マインドフルネスの練習をしたかがわかります。
マインドフルネスの練習とは、瞑想や呼吸法を通して「意識を今に向ける(BE HERE NOW)」ことです。
上記で紹介した3つの健康データが、身体に関してのものに対して、精神の健康状態を把握するのに役立ちます。
マルチタスクで忙しい毎日をこなす現代人には、必須のデータです。
自律神経の状態を計測するアプリなどもあるので、心の状態を安定させたい方は、ぜひ試してみてください。
💡ヘルスケアデータを記録するべき理由
- 記録のログが貯まる達成感がちょっぴり味わえる
- 前日の行動が健康に与える影響を把握できる
- 今日の行動計画に活かせる
◯記録のログが貯まる達成感がちょっぴり味わえる
健康オタクの僕は、日々の行動が心身の健康に与える影響を把握したい欲があります。
そんな欲を満たしてくれる記録が貯まることがシンプルに楽しいです。
また手動で毎日記録するのはなかなか大変です。
iPhoneやAppleWatchを身につけているだけで、自動で記録してくれるので、とても楽ちんです。
◯前日の行動が健康に与える影響を把握できる
例えば運動の記録をつけているとしましょう。
「今日なんだか身体が重く眠いな〜。」と感じた時、記録を振り返ってみることで、
「前日の運動する時間がいつもより長かったからか!」と、今日の体調の原因を把握することができます。
また健康にネガティブに作用する行動をやめる。ポジティブに作用する行動は継続する。
こういうふうに試行錯誤をすることで、習慣改善にすごく役立ちます。
◯今日の行動計画に活かせる
前日の行動が今日の健康にどう影響するか把握できるようになることで、今日の行動計画に活かせます。
「昨日質の良い睡眠ができたから、今日はいつもよりチャレンジングな仕事をしよう。」とか、
「昨日は運動を頑張りすぎたから、今日はやるべき仕事をさっさと片付けてゆっくりしよう。」とか、
今日をどのように過ごすか、計画の判断材料にできます。
💡まとめ
別アプリと併せて使うことで、
他にも手洗いや歯磨きなどの習慣に関するもの、
基礎体温や月経周期など女性の身体に対しての身体データや、
さらに、歩行の安定性や階段昇降速度などのマニアックな運動に関するデータなども管理できるようです。
せっかくiPhoneを持っているのに使いこなせていないな。と感じる方は、
ぜひ自分の健康目標に合ったデータをヘルスケアアプリで管理してみてください!